2022年、年頭のご挨拶

まだまだ続く新型コロナの影響で、何もかもが普段とは異なる生活を強いられて久しいですが、そんな中、2022年を迎えました。昨年は固定ページの生い立ちの記を書き足して、やっと高校卒業までに至りましたが、書き始めた2019年にイエローストーンへの訪問記は足踏みをしてしまいました。どうなることやら。ともかく新年です。年頭のあいさつを書かなければ。

昨年の12月19日にクリスマスディナーで集まってもらい、集合写真を撮りました。デザートのケーキはアメリカの次女から入手したレシピを使って焼いてくるということでしたが、焼きあがったケーキは黒焦げでした。中身はそれなりに美味しかったのですが、表面は真っ黒。よく聞くと、レシピも書いてある温度で焼いたというのですが、温度設定がFとあるのを、Cの温度で焼いてしまったのでした。アメリカは阿呆だよね、と思わず言ったのですが、口は禍の元、一生懸命作ってくれた孫娘は、自分のことを言われたと思ってしょげかえってしまいました。

アメリカでは相変わらず、メートル法を使っていません。日常生活では長さはフィートとインチ、長い距離はマイル、重さはポンドとオンス、液量はガロン、温度は華氏(F)です。かってアメリカで生活した時には、スーパーへ行って牛乳を買うとき、ガロンとかパイントの液量の容器なので慣れるのに時間がかかりました。日本でも、かっては尺貫法だったものを、1921年にメートル法を基本とするように度量衡法が改正されています。アメリカではなんでこれができないのでしょうかね。日常生活で慣れ親しんできて染みついている、というのでしょうが、国際化の時代にそぐわない気がします。

というわけで、集合写真はなんとなく晴れ晴れとしないものになってしまいまいました。それでアメリカの次女の、こちらは笑顔の写真を借りて、バランスを取りました。また、11月に佐原のレストランに行った時の写真を添えておきます。

当初の予定では、クリスマス休暇と年頭はアメリカへ行き、フランスから訪ねてくる旦那の両親とともに過ごす予定だったのですが、オミクロン株の流行によって瀬戸際作戦が厳しくなり、帰国後14日間自宅待機になると年初めにいくつかの会合に出席できなくなる心配などで、アメリカ行きは中止しました。それで1月1日は家でひっそりと過ごし、2日に上の娘一家を訪ね、新年のご挨拶とおせち料理をいただきました。その後、近くの登渡神社へ初もうでに出かけました。

境内では、登戸神楽囃子連の人たちによる神楽囃子と獅子舞が奉納されていました。

獅子のおかげで、疫病退散と行きますように。


「2022年、年頭のご挨拶」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。K.Hと申します。
    実を言うと始めましてではなく、実は過去に和田先生と面識があるので不正確な表現なのかもしれません…

    もう何年も昔の話にはなりますが、私が東京農業大学農学部の学生であった頃に先生の講義を受講させていただいておりました。
    お恥ずかしながら、当時の私は先生の講義が難しい!中々理解できない!とやや投げやりな態度で講義を受けていた事を覚えています…今更とはなってしまいますがお詫びさせていただきます。

    先生の講義を受けてから2年ほど経ち研究室に配属された頃、研究室の専攻科目を勉強する際に知識不足で理解できない所がポツリポツリと出てくるようになりました。
    そんな折に、先生の講義を受けた際に買っていた「基礎から学ぶ生物学、細胞生物学」をふと読んでみると、実に分かりやすく大事な点が書いてある事に初めて気付きました。もっと先生の講義を真面目に受けておくべきであったとその時になって後悔したのをよく憶えています。

    それ以来、本書は私にとってのバイブルとなりました。
    現在私は不妊治療に携わる胚培養士となり、生殖細胞に関して勉強を行っていますが、未だにこの本を度々読み返して基礎知識の補完を行わせていただいています。

    このような素晴らしい本を執筆してくださった事について何か感謝を伝える方法はないか、と思っていた矢先にこちらのブログを知り、コメントさせていただきました。
    この場を借りてお礼を申し上げます。

    まだまだ寒さも厳しい上、コロナウイルス感染症が広まりを見せております。
    くれぐれもお体に気をつけていただき、今後もますますのご活躍をお祈りしています。

    1. KH様 コメントを読ませていただきました。そうですか東京農大で小生の講義を受講されていたのですか。温かいコメントを誠にありがとうございます。
      今、農大での講義のことを思い出してみると、スライドを使い淡々と一方的に話すばかりで、受講している側の反応をちゃんと把握していなくて、退屈な講義だったのではなかったのかと反省しています。どうも話を面白おかしくして、ひきつけるような話術を身に付けていないのでは、と思います。今更ながらですが。ともあれ、ありがとうございました。

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