5月に講演を2つやることに

今、小生はSSISS(科学技術振興のための教育改革支援)という小さなNPO法人の理事(広報と会計担当)をしています。すごく大上段に振りかぶった名前ですが、要するに主に小学校、中学校に出向いて、実験を中心とした出前授業を行い、理科に関心を持ってもらい理科離れを何とかしようという思いを持った、主として退職した大学教員を会員とする集まりです。詳しくは、上のリンクをクリックして、会の趣旨や活動などをご覧ください。実はSSISSのサイトも、広報担当理事として小生が管理しています。Webの見かけが、このサイトとよく似ているのは、そのためです。

SSISSの活動は、小・中学校、高等学校だけでなく、「科学の本質を理解し科学技術の支援者となる社会人の育成を図る事業(定款より)」も含まれます。そのために「公共団体や博物館等が主催する講演会等に講師を派遣(定款より)」することもあります。

今回その一環として、東京雑学大学よりの依頼で、5月17日(木)の午後2時から4時に講義を行うことになりました。場所は西東京市民会館(西武新宿線田無駅より徒歩8分)です。講義のタイトルは「歴史にまつわる遺伝の話 DNA、遺伝子をからめて」です。なんでこんなタイトルかというと、この大学の学生は年齢が高く、しかもどちらかというと文系の方が多いので、何とか学生の気を引こうととしたからです。

「大津事件」を話のきっかけとして、血友病とその病因遺伝子に話を繋ぎ、遺伝、突然変異、DNAと生物学の基本となる話をするつもりです。下の写真は、立っているのが最後のロシア皇帝ニコライ二世、右下がヴィクトリア女王、左下はオリガ皇女を抱くアレクサンドラ皇后です。これらの登場人物が,どうつながっていくのか、話は興味が尽きませんね(自画自賛)。聴講は可能なはずで、授業料を納付している学生ではない人は500円の資料代が必要です。興味のある方は聴きにいらしてください。

もう一つは、SSISSの定例の年次総会が5月19日(土)に、立教池袋中学校・高等学校で開かれ、その総会の後に行われる講演会の講師として、話すことになったというものです。これまで、総会の後に一般向けの講演会として、一昨年は霜田光一さん、昨年は細矢治夫さんが講演をしました。今年は3回目として小生にお鉢が回ってきたというわけです。タイトルは「ウグイスってなにもの?」というものです。講演会は一般公開ですので、どなたでも聞くことができます。入場無料です。時間は総会後の3時から4時を予定しています。会場等、詳しくは上の引用先のページか、下のポスターをご覧ください。

話の内容は、SSISSのWebPageの活動報告の欄にある、熱海アカオホテルでの活動とほぼ同じです。概要はそちらをご覧ください。概要を読めばわかるんじゃナー、と言わずにぜひお越しください。読むのと直接、お話を聞くのでは、ずいぶんと違います(多分)。

2つの講演会の紹介をしましたが、ご来場をお待ちしています。

 


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