塑像実習後半編

いやー、1月1日に書いてからだいぶ時間がたってしまいました。ずっと原稿書きに追われていて、書き込む時間が取れませんでした(原稿書きはまだまだ続いています)。ちょっと息抜きに、久しぶりに近況の報告です。

東京医科歯科大学歯学部2年生に開講されている「医療と造形」の塑像の実習後半が、1月18日からスタートして、今週の月曜日の2月15日で5回が終わってしまいました。後半にも最初から参加して、塑像の実習を楽しみました。そのあらましを。

前半と同じく、第1回は、学生同士が順番にモデルとなって、デッサンをする、次に心棒造り、最後に藤原先生の粘土練りの模範演技(?)と続きます。
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粘土練りの動画も載せておきます。

第2回目(1月25日)は最初にモデルさんのスケッチ。次に荒付けです。荒付けの説明をする藤原先生をデジカメで撮影した動画を載せておきます。デジカメの悪い癖で対象が動くとピントを探しに行くために時々ぼけてしまいますが、お許しを。いやー、それにしても、うまく特徴をとらえたデッサンになっていますねー。

最初のスケッチと、小生の荒付けの結果は以下の通りですが、、。宇宙人ですね。
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そうそう、今回、藤原先生からいただいたアドバイス、「見ていると、ちまちま作ってしまうようなので、少し大きく作って削り出す気持ちで」。

というわけでこれを念頭に、第3回から5回まで、ひたすら制作を続けました。第3回目(2月1日)の最後のものと、第4回目(2月8日)の冒頭で、どうも眼の位置がおかしいので臆せず取り除いて、作り直したものです。
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そうして第5回目(2月15日)、今日がモデルさんの入る最後の日です。なるべく作ったものを遠くに置いて観察し、モデルさんと比較して細かいところを修正するという作業の連続。でもどうも形がおかしいと感じていたら、角田先生が、「前後に比べて両側がもっと狭いはず、こめかみ部分を見てごらん、削るべき」というサジェスチョン。確かに平面的に見すぎていて、そのために奥行きのバランスが悪くなっているらしい。思い切って両側をざっくり削ってみると、確かによくなった感じ。全方向の写真を載せておきます

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まだまだ稚拙な感じがするが、なんとなく雰囲気は出たかなーと思っています。来週が講評会で、それが終わると作品を壊して終了、寂しいです。


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