塑像の実習が始まりました

2017年度の塑像の実習が、10月23日から始まりました。今年の2月に昨年度の実習後半が終わってから、もう8か月たってしまったんですね。これまでも何回も、この塑像に実習については書いてきたので、今年度はさらりと書くことにします。

10月23日は1回目です。最初に講義室に集まって、講師の藤原彩人先生と角田優先生から、この実習の概要についてのガイダンスがありました。塑像の実習と書いていますが、東京医科歯科大学歯学部の必修科目「医療と造形」の中の実習部分です。
この写真は、ガイダンスが始まる前に撮ったものです。奥の方に小生の作品を石膏取りしたものが置かれています。

ガイダンスの後は、アトリエ(というか大きめの教室をリフォームした部屋)へ移動して、実習の始まりです。

スケッチブックの紙質、鉛筆の濃さ、練り消しゴムの使い方などの説明があってから、お手本として藤原先生が角田先生をスケッチしています。この後、順番に学生さんがモデルになってスケッチをしあいます。1ポーズが5分と短いので、サッと描く感じです。

この後、心棒作りがあり、粘土の練り方の説明が藤原先生からあって初日が終わりました。

10月30日、2回目がありました。今日からモデルさんが入ります。20分間のセッションが3回、なるべく多方面から描くように指示がありました。20分なので、ある程度、描きこむことができます。
そのうちの1枚です。ちょっと首が長すぎました。

モデルさんの長い休憩の間に、粘土練り。お決まりの、川のほとりの洗濯場状態です。

ここからは2班に分かれて作業、前半は角田先生の班に入りました。荒付けの説明が角田先生からあって、練った粘土を心棒に付けていきます。
先生は大胆に粘土をつけていますね。小生は粘土を十分量、練らないで初めて逐次法で粘土を足していったので、若干大胆さに欠けます。今日の最後に荒付した作品はこんな感じです。
来週のお楽しむ、、ですね。