著書など

ちょっと宣伝です。これまで何冊かの本を出版してきました。以前は、英文の総説集の編集に携わって、それを出版したり、日本語の総説集の編集や分担執筆をしてきました。もう絶版になっているものも多くなってしまいました。

最近、何冊かの教科書を出版することができました。宣伝の意味も込めて、ここでは最近、出版された本を紹介させてもらいます。

「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」 第4版

「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」の第4版が、2020年10月に出版されました。表紙がこれまでの細胞のイラストに代わって、ラシャ紙で作った立体模型のイラストになり、すっきりとした感じになりました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Cover4thEd.jpg

第3版では高等学校で学習する内容を加えましたが、この版では、これまでご指摘があった免疫の項を、自然免疫を大幅に書き足して刷新しました。また、発生などの項も順番を変えるなど書き直しました。ページ数がだいぶ増えましたが、価格は据え置かれました。αへリックスを紙で作る、Excelを使いこなす、などの演習を加え、手を動かして学習できるようになっているのは第3版と同じです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 4thPageEnsyu.jpg

幸いなことに教科書として多くの大学のクラスで採用していただいています。第4版もよろしくお願いいたします。理系の大学の1年生が使う教科書の体裁ですが、分かりやすく書いてあるつもりなので、一般の方がもう一度、生物学を学び直したいという目的のためにも最適です。

定価3200円+税 2020年10月発行 B5判 349ページ

羊土社のWebページに、上のページ見本に加えさらに4ページ分の見本、索引、序文、目次詳細が見られるようになっているので、ご覧になってください。
https://www.yodosha.co.jp/textbook/book/6463/index.html

アマゾンでも取り扱われています。

「比較内分泌学入門・序(ホルモンから見た生命現象と進化シリーズⅠ)」

日本比較内分泌学会が発刊した7冊のシリーズの第1巻として、標記の本が出版されました。第1巻なのに、一番最後に他の6冊よりも随分と遅れてようやっと2017年4月18日に出版されまました。

クリックすると大きくできます。

シリーズ全体の導入となるように、ホルモンと進化について全般的なことが書かれています。なるべく教科書的にならずに、通して読めるように書いたつもりです。ホルモンと進化に興味のある方はご覧になってくださると、うれしいです。

定価2500円+税 2017年4月発行 A5判 248ページ

裳華房のWebページに、詳細目次と索引のPDFファイルを含んだ紹介のページがあるので、ご覧になってください。
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5114-4.htm

アマゾンでも取り扱われています。

「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」 第3版

「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」の第3版が、満を持して出版されました。

第2版で足りなかった高等学校で学習する内容を大幅に加え、さらに新たな図を加え、図版はオールカラー化しました。そのため、本の印象がだいぶ変わりました。さらに、αへリックスを紙で作る、Excelを使いこなす、などの演習を加え、手を動かして学習できるようにしました。章末問題の解答もインターネット上に移し、インターネットとの親和性を高めました。

幸いなことに教科書として多くの大学のクラスで採用していただいています。第3版もよろしくお願いいたします。理系の大学の1年生が使う教科書の体裁ですが、分かりやすく書いてあるつもりなので、一般の方がもう一度、生物学を学び直したいという目的のためにも最適です。

第3版表紙

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定価3200円+税 2015年11月発行 B5判 334ページ

羊土社のWebページに、上のページ見本に加えさらに4ページ分の見本、索引、序文、目次詳細が見られるようになっているので、ご覧になってください。
https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/book/9784758120654/index.html

アマゾンでも取り扱われています。

「生物学の基礎 -生き物の不思議を探る-」

生物学の基本的な考え方と基礎的な内容を、文系にもわかるように心がけて本にしたものが、あらたに東京化学同人から出版されました。

「生物学の基礎 -生き物の不思議を探る-」というタイトルです。大学1年生がはじめて学ぶ生物学の教科書として書いていますが、現在では放射線の影響にしても、薬の効き方にしても、遺伝子食品にしても、生物学の基礎的な知識なくしてはすまない時代になっています。一般の方がもう一度、生物学を学び直したいという目的のためにも最適です。

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定価2500円+税 2012年12月発行 B5判 218ページ

東京化学同人のWebページに、この本の目次、内容説明がありますので、ご覧になってください。
http://www.tkd-pbl.com/book/b106084.html

アマゾンでも取り扱われています

「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」 第2版

「この版は、もう古書としてしか売られていませんが、記録のために残してしておきます。」

東京医科歯科大学の和田勝のページに学生用に載せた内容をもとに、書き下ろした本が羊土社から出版されています。

「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」というタイトルです。理系の大学の1年生が使う教科書の体裁ですが、分かりやすく書いてあるつもりなので、一般の方がもう一度、生物学を学び直したいという目的のためにも最適です。幸いなことに教科書として多くの大学のクラスで採用していただいています。

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定価3000円+税 2011年1月発行 B5判 317ページ


科学と生物学について考える一生物学者のあれこれ